祝!20周年ノースのキセキ-創世記-
2001年12月3日、当時札幌にあったインターネットラジオ局Nyabiで誕生した「山田大輔North Island(当時のタイトル表記)」これまで巻き起こした数多くの奇蹟的な(?)軌跡を紹介します。
<誕生のキセキ>
ノースアイランドは2001年12月3日、当時札幌市白石区にあったインターネットラジオ局Nyabiで誕生しました。
その頃のネット回線は5Gはもちろん光回線も無い時代。(ADSLが出始めたころ)もちろんYoutubeもありませんので、ネットでラジオを聴くという文化すらあまり無い中「新しいスタイルの娯楽」というイメージでノースアイランドも始まりました。
当時よく聞かれたのが
「ネットでラジオってどうやって聴くの?」
「ウチはISDN(回線)なんだけど聴ける?」でした。
この頃はラジオ局のディレクターであった「じゃんぼ仲倉」さん(大輔が番組の中で命名)が主にレギュラーアシスタントとして担当。
「北海道食べたいものは?」「○○町特集」など、北海道ならではの情報をスタジオから発信する比較的オーソドックスな内容の番組でした。
ちなみに、インターネットラジオとしてスタートして現在(2021年)においても続いている番組はごく僅かとなっています。
<長寿番組は占い効果?>
番組スタート前、当時インターネット上で交流があった大阪在住のモデル麻倉なおみさんが占いを趣味としていたので、番組スタートの曜日と時期を占ってほしいとお願いしました。
そこで導かれたのが2001年12月3日(月曜日)だったのです。
「この日にスタートすると長く愛される番組になります」と言ってくださっていたのでこの占いは大当たり!
:キセキのシーン2:
<2003年 ネットラジオにスポンサー>
今ではYoutube配信にスポンサーが付くなど当たり前の時代ですが、当時のネットラジオにスポンサーが付くというのはなかなか異例の事でした。
かなり営業で苦労した記憶がありますが、運良くPlayer's Server.comという外資の音楽系グッズ/配信関連業者が付いてくれました。
それにしても無謀な営業をかけていたものだと今になって思います(笑)。
:キセキのシーン1:
<2003年 開業前のJRタワーにネットラジオが潜入取材>
今ではYoutubeと企業がコラボしてPRする事は普通の事ですが、当時知名度の少ないネットラジオが正式に取材依頼をすること自体が大変でした。
「ネットラジオってなんですか??」と担当者の方に言われることなど日常で、この時もやはり電話で必死に説明。何とか想いが通じました。
ちなみにこの時、開業前のJRタワーを公式取材出来たのはテレビ局やラジオ局、雑誌や新聞等のメディア以外では私だけだったとか。
(当時担当の方の話)
:キセキのシーン3:
<2003年 画期的!メジャーアーティストの曲をOA>
Youtubeで様々なミュージシャンのMV等が手軽に観られる今ですが、
当時のネットラジオではメジャー楽曲を流すことはご法度。
しかし様々な難しい権利問題をすべてクリアして、当時ユニバ―サルミュージック系の歌手だった川久保美緒さんのCDをOAしました。
この頃は「誰もやっていないことにチャレンジしたい!」そんな若々しさあふれる時代でした(笑)